VJ機器 | Black Magic Design ATEM SDI / HDMI ライブ中継機器

皆さん今晩は、VJyouです。最近はいかがお過ごしですか?
VJやってると、段々色んな依頼が来るようになりますが、その中でもみんな躓きやすいのがライブ中継ではないでしょうか?

昔はプロジェクターも解像度が荒かったので、VJ素材も生カメラも全部コンポジットでつなげばよかったのですが、最近はライブスイッチング映像をそのままFacebookLIVEの生配信やyoutube生配信にも活用する機会が増えてきたので、プロジェクターだけではくインターネット配信も考慮したシステム作りが増えてきました。

普通だったらV4EXにHDMIでつないでがんばったりするのですが、やはりV4EX自体が中身SD処理なので解像度が足りなかったり、そもそもSDI入力がなかったりと色々と限界があるので、最近自分のチームではBlack Magic DesignのATEMを導入することにしました。



ここまでくると、最早VJというよりはFacebookLIVE用の配信業者ですね。
システム図でいうとこんな感じです。



BlackMagicDesign ATEMは、とにかく値段が破格です。
普通のHDMIスイッチャー買うぐらいの値段でSDI入力つきのシステムが構築できるのでとても便利なのですが、スケーラーがついていないので、各信号送出機器の解像度を合わせないといけないという問題があります。

例えば、アナログ信号をHDMIに変換する場合はアップコンバーターを使いますが、だいたいのアップコンバーターは720Pか1080pにはしてくれても、1080iにはアップコンバートしてくれないんですね。
また、macだったら1080iも1080pも自在に切り替えれますが、windowsの場合、グラボによっては1080Pは出せても1080iは出せなかったりします。
Rolandのv440HDとかだと、送出側が1080iだろうと1080pだろうとスケーラーで調整してくれますが、BlackMagicDesignだと、そこまではやってくれないので事前に持ち込み機材の設定を揃えておく必要があります。


ちなみに、こちらは先日のBJリーグの試合でイベント中に映像切替をしていた時のブース風景です。
この時はリーグの中継車からSDI信号をもらって、それとVJ機器をATEMで合わせてスイッチングしていました。




だんだんVJやってると、クラブ以外の世界とも関わりが増えていってどっちが本業か分からなくなっていきますが、普通のレンタル会社のオペレーターや、ライブ演出専門の業者さんと違って、普段はVJをやっているチームのもつ強みというのはやはり素材制作力と、演出のスピード感だと思っています。

ただ映像がタイムシート通りに出る!だけだったら、専門家だったら誰でもできますが、

映像素材制作
照明と映像を合わせたオープニング演出
進行素材ポン出し
フリータイム用VJ演出
アフタービデオ制作 

までをワンストップでできるチームというのは中々居ない事に最近気づいてきたので、もっと色んな現場を回ってみたいなと最近改めて思うようになりました!

というわけで、普段のイベントにワンランク上の演出を入れたいオーガナイザーや企業様は、是非気軽にお問合せ下さい。



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